東京都在住、ともさん(20代、男性)の英語に関する体験談です!
私が英語を本格的に勉強したのは、中学生の頃だった。
当時の私は、「英語が話せればかっこいいな」と憧れていた。
しかし、勉強自体が嫌いだったので、熱心に勉強することはしなかった。
最初で出遅れた私は、ずっとわからないまま過ごしてしまった。
それが原因で、英語の成績は5段階中2がついてしまい・・・
その結果、英語が苦手で嫌いになった。
授業の思い出
最初の英語の授業はとても簡単だった。
アルファベットを覚え、簡単な単語を書いたり話せたりができればいい。
それだけならきっと、英語のテストで満点を取ることは夢じゃなかった。
しかし、覚える単語や文法が増えて、英語の勉強はどんどん難しくなっていった。
周りのみんなにすぐに置いて行かれ、みんなと同じくらい出来ないと恥ずかしいと思っていた私は、恥ずかしさを埋めるため、「英語なんてできなくていい、日本にずっと入ればいいんだ」と思い、英語の勉強を投げ出してしまった。
それから英語の授業が退屈になってしまった。
授業中は窓の外を眺めたりうつぶせて寝たり、とにかく英語から避けたかった。
そこからが一番の苦痛だった。
英作文を書こうとしても3行も書けないし、音読する時は単語がわからず読むのに時間がかかるし、出来ないとつまらないからどんどんやる気をなくした。
そんな負の連鎖から抜け出せないまま、中学を卒業して高校生になってしまった。
高校英語は中学英語の復習だった
高校生になっても英語という科目は消えなかった。
私の大嫌いな英語をまだ3年間も勉強しなくてはならないと考えると吐き気がした。
しかし、英語の授業が進んでいき、中学の頃に比べて英語の授業が苦ではなくなっていた。
なぜなら、中学の復習をやっていただけで、新しいことはほとんどなかったのに気付いたからだ。
中学時代の時に、英語の勉強を投げ出してしまったが、もう一度英語の勉強ができるチャンスがあるような気がしてやる気がでた。
まずは、中学英語の入門書でやさしい問題から取り組んでみた。
高校生になって中学英語の基礎を買うのは少し恥ずかしかった。
しかし、私にとって英語ができないことの方が恥ずかしいと思い勇気を出して買った。
勉強していく中で、中学時代にわからなかったところができるようになり、少し出来ただけで嬉しくなってモチベーションが上がった。
「こんなところがわからなかったのかー」と穴埋めをするように次々と勉強してはかどった。
ちなみに、簡単な日常会話レベルであれば、中学レベルの単語をある程度把握しておけばできるようだ。
「そんなバカな!」と思った方は、ぜひ下の記事を読んでみてほしい。
【書籍】海外ドラマはたった350の単語でできているを読んで英語を学ぶ方法
教えることは最大の勉強法
少しずつ英語ができるようになった私は、クラスの友達から「英語教えてー」と言われるようになるまで成長していた。
すごく誇らしげになっていたが、いざ教えるとなると全く別物だった。
問題の答えはわかるけど、どうやって教えればいいかわからないことが多かった。
さらに、友達に質問されて、自分がわかっていないところが浮き彫りになり、全くと言っていいほど教えてあげることができなかった。
そこから、架空の自分を作って自己解説をした。
問題を解くたび、なんでこうなったか、どうしたら解けるのかを自分自身に質問して自分で答えを出していった。
そうしたら、より深くまで勉強できるようになって、友達に「ここ教えてー」と聞かれても即答で答えられるようになった。
教えるのがうまくなったおかげで、自分の英語力もどんどん上がっていた。
しかし、翻訳や読む勉強しかやっていなかったため、話すレベルには到達していなかった。
「英語は読めるけど話せない」からの脱却
自分の英語の力が伸びて高校2年生では、レベルの高いクラスに入れた。
そこではネイティブの先生が教えてくれて、授業はすべて英語で行われた。
いきなりハイレベルな英語の授業になって、慣れていなかったのでめちゃくちゃ混乱した。
先生との会話になると言葉がなかなか出てこなくて、思ったように話せなかった。
ここで、翻訳や読む英語と話す英語があまりにも異なっていることに気が付いた。
だから話せるようになるために行動した。
それは・・・
環境を変えること
自分が話せないとわかってからはとにかく英語が使われている環境に飛び込んだ。
具体的には、
- 英字の映画を見る
- 洋楽を聞く
- 外国人のコミュニティーに参加する
英語のことを考える時間を増やし、とにかく英語を身近なものにしたかった。
そうした行動の成果で、高校を卒業する頃には日常会話はできるようになり、英検2級に合格する事ができた。
英語が使いこなせるようになって一番よかったことは、情報量が増えたことだと実感している。
日本語で検索するのと英語で検索するのでは情報量が10倍以上違うことはご存じだろうか。
英語を勉強するだけで、日本の約10倍もの情報が知ることができるとわかったら、勉強しない手はないと思う。
まとめ
- 苦手なことでも、少しずつの成功体験で克服できる
- 人に教えることで、さらに深い勉強になる
- 学ぶ環境が整えば一気に成長できる
当ブログでは皆さんの英語にまつわる体験談を募集しています。
こちらの記事は、オーストラリアでインターンをされた方のした方の体験談です。海外インターンで直面した困難をどう乗り超えていったのかは私たちが成長するきっかけを教えてくれます。
ぜひご覧ください。