- 英語を話せるようになりたい!
- 勉強しよう!
と決意して、最初に考えるのは
「さて、何からどう勉強すれば良い?」ではないでしょうか?
このブログでは
- 英会話教室
- 英語学習アプリ
- 英語勉強法
など、色々な英語について情報を発信しています。
今回は英語初心者の方へ「英会話の基礎作り」に役立つ、一度読んでみて欲しい書籍をご紹介します。
【海外ドラマはたった350の単語でできている】
ブログから書籍化された本
Cozyさんがご自身の2年間のアメリカ生活で発見した、
- 瞬間英作文
- 海外ドラマ・映画で楽しく学習を継続する
新しい英会話取得術を発信しているamebaブログ
「アホみたいに楽しく★100%英会話を身に付ける方法」
このブログををまとめて書籍化されたのが
【海外ドラマはたった350の単語でできている】です。
「アメリカに行けば英語を話せるようになるだろ!」と考えていたCozyさん
実際は、半年たっても1年たっても【聞き取れないし、話せない】という状態だったそうです。
周りの英語が母国語じゃない人たちは、英語をペラペラ話してる…
どうやって話せるようになったの?って聞くと「海外ドラマをいっぱい見たよー」って。
いや、本当に?と疑問に思いつつ、海外ドラマを見続けたそうです。
そうして発見したのが、今回ご紹介する英会話学習法です!
『Sex and the City』から読み解く会話に必要な英単語
同僚のアドバイス通り、海外ドラマを見続けたCozyさん
『Sex and the City』(以下、SATC)を全シーズン見て、一体何個の単語が出てくるのかを調べたそうです。
そうして見えてきた、全体の8割を占める会話が「たった350の単語で構成されている」ということ。
たった一作だけのデータで本当にそう言えるの?と思いそうですが、Cozyさん『FRIENDS』でも調べたそうで…
なんと『FRIENDS』でも全体の8割が350の単語でセリフが構成されていたそうです。
しかも、その350単語のほとんどが「中学校で習う単語」
- 全セリフの60%以上は中学校レベルのシンプルな単語100個でできている
- 中学校で習うシンプルな単語こそが、会話の根幹となる超重要単語である
『海外ドラマはたった350の単語でできている』より
TOEICのスコアアップや、専門的な込み入った会話がしたい場合は、もちろんもっと沢山の単語力が必要になります。
でも、自分の気持ちを伝えるフリートーク・日常会話だけなら350の単語を覚えれば良いんです!!
僕がなるほど!と思ったのは【フレーズの着回し術】
このフレーズを覚えれば英会話はばっちり!という「フレーズ(表現)をそのまま暗記する本」って多く出版されていますが、Cozyさんの本は
フレーズ暗記 = 1着で完結ワンピース = 着回し(言い換え)ができない
なので
350の単語 = シンプルアイテム = 組み合わせ次第で着回し(言い換え)ができる
と考え、単語を着回す(使い回す)方法が書かれています。
この着回し術については、スピーキングの勉強法の章「自分フィルター英作文」で詳しく説明されています。
リスニング編
スピーキングに関しては、前章で説明したように350の単語を使い回してフリートークが可能です。
例えば海外で買い物をしたい場合
「This one Please!」「Give me this」でも
「これが欲しいです。」はきっと伝わります。
例えば、僕の文法や発音が変でも、ある程度のレベルを超えていれば理解してくれますし、僕が外国人だということもわかっているので、ヘンテコな英語を話しても何とも思っていません。
『海外ドラマはたった350の単語でできている』より
しかし、相手の返事はリスニングが出来ないと、意思疎通はできません。
特に英語初心者だと、何度聞き返してもネイティブのスピードは聞き取れない…
それは、日本語にない音が英語にはあるからです。
それをどう聞き取れるようにするか、リスニングの章で学ぶことができます。
- 単語・文法力
- 瞬間理解力
- 音を聞き取る力
この3つの内、どれが足りないのかリスニング判定試験で確認し、リスニングレベルごとに、まずは単語や文法などの基礎を学ぶべきなのか、どういったことを勉強していけば良いか「今自分がやるべきこと」が明確にわかります。
このブログでも、映画やドラマを利用したリスニング強化の学習法をご紹介しましたが、この本では英会話をできるようになりたいなら【字幕なしで映画が見れるほどのリスニング力は必要ない】としています。
耳を鍛えるのは、少し時間がかかります。
- まずは、1つ1つの音をしっかり聞き取れるようにする
- その上でアクセントやリズムを真似してシャドーイングしていく
正しい順序で、楽しみながらリスニング力を強化していくことが推奨されています。
本当に350単語で足りる?
中学でも1,200~1,500単語を学び、大学受験では3,000もの単語が必要だと言われています。
350単語だけって…本当に話せるようになるの?と思いますよね。
『海外ドラマはたった350の単語でできている』の中では、こんな風に言われています。
(前略)めったに出会わない5,000個もの単語をやみくもに暗記するのは、おすすめしません。(中略)What’s that mean?(それはどういう意味ですか?)これ一言でOK。わからなければ聞き返せるのが会話のいいところ。実際の会話では、やさしい単語に言い換えてもらいましょう。
『海外ドラマはたった350の単語でできている』より
まずはこの350単語で英会話の基礎を作り、応用は徐々に身に付けていくのが良いでしょう。
これ、全ての文を英語に訳せますか?
350の単語で英語に訳すことができます!
本の最後には、特別付録としてこのような練習問題が付いているので、これを毎日少しづつ進めていくだけでも基礎を身に付けることができますよ。
価格
この【海外ドラマはたった350の単語でできている】は購入先によって、価格が変わるので電子書籍で購入される方は気を付けてくださいね!
【西東社・紀伊国屋書店】(税込)
- 1,430円
【Amazon】(税込)
- 紙 1,430円
- 電子 1,158円
*Kindle Unlimited会員は無料
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まとめ
今回は、英会話の基礎作りに役立つ
【海外ドラマはたった350の単語でできている】
をご紹介しました。
- 沢山の固定フレーズを覚えなくても、350の単語を覚えるとスピーキングはできる
- 正しい文法でなくても、たどたどしくても気持ちは伝わる
- リスニングは、まず1つ1つの音を聞き取れるように耳を鍛える
- 音が聞き取れるようになったら、シャドーイングをしていく
- 映画やドラマの全ての単語やフレーズが聞き取れなくても気にしない
- 字幕なしで映画が見れるようなリスニング力は必要ない
- リスニングは楽しみながら、地道に続けることが大切
- 毎日コツコツ練習問題に取り組むだけでも、基礎作りに役立つ
- 聞き取れないのは、簡単な表現に言い換えてもらえばOK
- 購入先によって価格が変わる
是非一度読んでみてくださいね♪