「英語できる」嘘が呼んだ地獄!沖縄のイベントで英語インタビュー

読者から寄せられた英語での失敗談のご紹介です。

栃木県在住、32才、みのるさん(営業職)

半端な実力、片手間の勉強なのに、周りに出来るって言っちゃった⁉

私がまだ、20歳ぐらいの頃、知人の紹介で沖縄に行きました。それからそこで7年ほど過ごすことになるのですが、沖縄に行ったばかりの頃に思いもよらないことに巻き込まれました。

私は何にでも興味を持ちますが、興味を持ちすぎて一つのことに集中するのが苦手です。その時に私が興味を注いでいたものの一つに英語学習がありました。

沖縄はアメリカ人の方が多く滞在されていて、あわよくば金髪美女と仲良くなりたいなどというとても不純な理由で英語を勉強していました。

その時の勉強ですが、一週間に1、2回CDを、聴き流す程度で、ネイティブスピーカーの方とは話したことも無ければ、海外に旅行に行ったことなどもない状態で、片手間の勉強でした。

今、思い出してもとても勉強不足で、英語ができるというにはあまりにも実力不足でした。私の飽きっぽい性格上、英語勉強にも真剣に取り組んでいませんでした。

なのに、ちょっとの勉強で英語は使えると普通に言いふらしていました。その方が金髪美女と接点になる機会が多くなるだろうなどというただそれだけの理由で、です。

その時の私はどうせ使うことは無いであろう、今は使えないとしても、英語が必要な時になるまでにはなんとか英語使えるようになっているだろうなどと、全く根拠のない自信をもっていました。

ですが、すぐにそういう場面に出くわしてしまいます。

赤っ恥、今までのビッグマウスが特大ブーメランになって返ってきた

私の思惑とは大きくはずれて、英語を披露しなくてはならない場面がやってきました。

沖縄に来て3か月もたたないうちに友人の上司が経営するクラブでイベントが開催されました。そこでアメリカからVIPゲストがやってきました。その時にちょうど、インタビューの時間となり「英語が分かる」と言っていた私にインタビュアーの役をやってほしいと白羽の矢が立ちました。

根拠のない自信の塊である自分からしても明らかにこの状況はまずいと考えました。

必死で断りましたが、主催者側もあまりお金をかけたくないのか知人である私に頼もうとしていました。私の悪い癖であるプライドの高さが邪魔をしてしまい、今更、それほど話せる訳では無いなどとは言えません。

いよいよ、にっちもさっちも行かなくなり通訳しに出ていくしかありません。脂汗をかきながらゲストのお話を聞きにいきます。

その時に聞き取れた単語は………1単語もありませんでした。

正直、ネイティブの方の会話がここまで速いとは思っておりませんでした。CDで聞いていたのはなんだったのだ、と思ったのともうちょっと真剣に勉強していればよかったと本当に後悔しました。

自分の出来なさ加減に目の前が真っ暗になっていました。ただただ苦笑いしかできずにマイク片手に呆然としている私を見ていよいよ周りの方がじれてきました。

主催者がそばで鬼のような形相でにらんでいます。そこで、周りの方がこいつは英語が出来ないと察しました。

私はそうそうにその場からつまみだされました。私がいなくなった後に通訳をしてくれた方はその場にいた一般の方でした。

後々気づいたことですが、さすがに沖縄はアメリカの方がたくさんいる土地柄なので一般の方でも英語のレベルが高く、話せる人もたくさんいました。

退場させられて呆然としているところにイベントの主催者がやってきました。もちろんカンカンです。そのあとはお察しのとおり厳しい叱責をいただいてしまうことになりました。

大勢の人の前で恥をかいてしまったうえに、えらい人にも叱られ、友達の信頼も失ってしまいました。

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沖縄に来て早々大失敗、今でも後悔しています

この時の事は反省する以前の問題で人としてどうなのだろうという問題でもあります。私の軽々しい言動で多くの方に迷惑をかけてしまったり、友達の信頼を失ってしまったことは今でも後悔しています。

また、英語というものを片手間にやってしまったことに対する後悔もあります。

あの場にて英語できちんとインタビューができていたら今の私の人生も変わっていたかもしれません。沖縄に来て早々に大変恥ずかしいおもいをしたのとともに大変悔しくてみじめな思いをしました。

ただ、恥ずかしいしみじめなおもいをしたからこそわかったこともあります。そのあとに英語ができる知人に英語の習得の時に大事なことは何かと質問した際に帰ってきたことは、しっかり英語の学習時間をとるということです。

片手間で英会話を学ぼうとすると絶対に身に付かずそれならば、時間を他のことに使える分だけやらない方がましということ

本当にやるとしたら徹底的にやるしかない。できないのであればそれは勉強時間がたりないということを教わることが出来ました。

その事件をきっかけに英語学習の大変さを身をもって体験することが出来ました。

まとめ

  • 英語ができないのにカッコつけてしまった
  • 嘘で友人の信頼も失う上、黒歴史を作ってしまった
  • 英語は片手間では習得できない!

 

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