日本語が通じない患者さんが!英語が話せず恥ずかしい思いをした私の体験談

K.Yさん(10代、三重県在住、看護助手)から
英語にまつわる体験談を伺いました!

病院での仕事中の出来事

学生のうちに英語ができるようにならなければと感じるような経験はありませんでした。

しかし、社会に出てから英語ができていれば、と感じる経験をされた方は少なくはないのではないでしょうか。

完全に私もその一人ですが…

そう感じるきっかけとなった出来事を一つご紹介します。

私は今、病院の病棟で看護助手という仕事をしています。

大まかな仕事内容は、医療行為はできませんが、患者さんのそばにいて様々なことをお手伝いすることです。

私のいる病棟は、外国人の方が入院されることも度々あり大体の方は日本語がある程度は通じます。

ですが、時々日本語が片言しか話せず通じない、また全く話せないという方もいらっしゃいます。

ある日、全く日本語が話せない患者さんを検査にご案内するということがありました。

日本語が全く通じない患者さんと2人きりに…

その日、その方が受ける検査はレントゲンとCTという検査でした。

まずその方に、そのような検査を今から受けに行くことを伝えなければなりませんが、そこから全く話が通じません。

ちょうどその方のお向かいに入院されていた方が、同じ言語を話される方で日本語もある程度話せたので通訳をしてくださいました。

ですが、そこからはもう自力でなんとかしなければなりません。

困った私はちょうどエレベーターを待っている間に超片言英語でその方にお聞きしてみました。

「Can you speak English?」

そうすると、英語は少し話せるという返事が返ってきて、

「あぁ、良かった…」

と一安心も束の間、急激に私は焦り始めました。

聞いたところまでは良いものの、私がほぼ何も話せないことを今さら思い出し、目的の階につくまで汗が止まらなかった記憶があります。

今から写真を撮ることを伝える際も「Body, take a picture」などと訳の分からないことをいいながら、ジェスチャーと単語だけで乗り切った記憶があります。

直訳するとどういう意味になるのでしょうか…

今でも思い出すととても恥ずかしい記憶です。

もし周りに英語ができる人がいたらどうしよう、と汗をだらだらかきながら、とにかくその時は必死でした。

その際に、もう少し英語をまじめに勉強しておくのだったという後悔と、今からでも遅くないのでもう少し頑張ってみようという気持ちが湧いてきました。

学生時代の挫折

私は中学生のころからあまり英語が得意ではありませんでした。

はっきり言えば中学生のころは関心・意欲・態度で5段階評価の3を保っている状態、唯一の救いはリスニングが多少得意なことでした。

中学3年生の時の担任は英語の先生だったのですが、保護者面談の時にも英語はもう少しできるようにならないとまずい」とまで言われておりました。      

高校に上がってからは成績は上がりましたが、やはり高成績には届きませんでした。

もっと話せるようになりたいという気持ちはありましたが、ネックになっていたのは文法です。

実は、国語でも文法はかなり苦手で「日本語でわからないものが英語でわかるわけがない!」と感じあきらめていました。

ですが、英語を話せるようになればきっと世界はもっと広がるのではないかということも同時に感じていました。

そこで、いろいろ調べてみると、よく出てくるのが「英語脳」という言葉でした。

英語を話せるようになるためには、この「英語脳」を作ることが大事ということ分かりました。

それで少しやる気になった私は、やるなら自分の得意な分野からと思い映画を英語で見てみたり、英語の特定の単語を使いながら会話をしている動画を見て過ごしました。

実際やってみると確かに面白いのですが、わからない言葉が多すぎて日本語の字幕に頼ってしまい結局のところ英語脳になり切れない…。というのが私の率直な感想です。

よく考えると完全な英語脳を作り出そうと思ったら、海外に行くしか方法はないと感じてしまい、挫折の一途をたどってしまいました。

今考えるとそこからは、ほとんど勉強もしない、英語の動画も見ない状態が続いていたので、私のほんの少しだけ育っていた英語脳も枯れてしまったように感じます。

英語を学ぶ意欲が出たものの…

それからしばらくして前述の病院での出来事が発生します。

そこで私の下がっていた英語欲にまた少しだけ火が付きました。

少しでもいいから、ちゃんと英語を話せるようになりたいと強く思いました。

それで英会話教室を検索してみたのですが「これがまぁ、お高い!」これは無理だと感じました。

そこで一つ思い出したことがあります。

子供に読み聞かせをたくさんするのは良いことだということはよく言われることです。

また、よく話す家の子供は話し始めるのが早いというのも聞いたことがありました。

私の高校は授業科目に「保育」という授業がありました。

前述の読み聞かせが良いことに関する理由を授業で習ったのですが、それは子供が自分の母語を話し始めるようになるには特定の単語数を聞くことが必要だということです。

確かに自分の脳は幼児ほど柔らかくはないと思いますが、もう少し時間がかかるとしてもやってみる価値はあると感じました。

脳内の単語数を増やすため現在単語帳を開きつつ、少しずつ勉強中です。

もう少し単語数が増えてきたら、有料の英会話アプリなどを使ってみてもよいのではないかといろいろ策を練っています。

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まとめ

私の我流の勉強法が正しいのか間違っているのかは今のところ私にはわかりませんが、今できることを精一杯頑張ってみようと奮起しているところです。

学生のころに必死にやっておけばよかったといわれる方もいますが、それはなかなか難しいことだと私は感じます。

実際にやっていて感じることですが、必死になるような経験があると継続できると感じています。この初心を忘れず頑張りたいと思っています。

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