子供3人持つ主婦がTOEICで710点とった勉強体験談。映画学習がオススメ!

長野県在住、40代主婦の小林さん(仮名)の英語にまつわる体験談をご紹介致します。

英語を再学習しようと思い立ち、TOEICにチャレンジ

TOEICで満点を取った!とか英語がペラペラ話せるようになった!などといった華麗な経歴は一切ありませんが、子供を持つ一主婦が時間をどうにかやりくりしながら英語の勉強を現在進行形で試行錯誤している体験談です。

英語の勉強を始めようと思ったきっかけは、結婚を機に会社を退職したことでした。
今後再就職をする場合、どのような職種につきたいか考えたとき、子供の頃から興味があった英語に携わる仕事がしたいと思ったのです。

私が考える英語を用いた仕事の最高峰といえば、通訳と翻訳。しかし、当時の私に通訳と翻訳をできる英語力など到底あるはずもありません。

そこで、とりあえず専業主婦で時間もあるし、肩慣らしにTOEICを受けてみようと思い立ちました。

書店でTOEICの問題集を買い、学生の頃に受けたTOEICの試験を思い出しながら2、3カ月勉強して受験してみました。その結果は500点台で、散々な結果でした。学生時代より点数が下がっていてショックを受けた私は、この結果に奮起して一念発起!

・・とはならず、逆にやる気が落ちてしまいました。勉強する時間は十分あったものの、目標があいまいでモチベーションを維持できませんでした。

ほどなくして妊娠をしたため、いったんTOEICの勉強を中断することにしました。つわりで体調がすぐれず、初めての妊娠で頭がいっぱいになり、英語の勉強まで頭がまわらなかったのです。

TOEICの勉強時間が少ない中での工夫

第一子を出産後、一年ほどは子供のお世話に精一杯の日々が続きました。私は母乳を与えて子供を育てていたのですが、その場合、夜中も2~3時間おきに子供へ授乳をするため、母親はまとまった時間眠ることができません。

細切れ睡眠は体力的に非常に辛く、私は毎日へとへとになっていました。しかし、子供が1歳を過ぎて授乳をやめると私はだいぶ長い時間続けて眠れるようになり、身体的に楽になってきました。そこで再び英語への意欲が高まり、勉強してみようという気持ちになったのです。

前回と異なるのは、子供がいるということです。私の子供はとにかく元気な男の子だったので、午前中はずっと外で遊び、昼食後、昼寝を2時間して起きたら家の中で遊びまわるという毎日でした。まだ1歳過ぎの子供は一人で遊べる年齢ではないため、母親は一日中子供につきっきりです。

そんな中、勉強時間を絞り出すのは至難の業でした。結局、自分の時間が持てるのは子供が就寝して家事を終えてから。午後9時半位から12時位までの2~3時間が私の勉強に充てられる時間でした。

朝に勉強することも考えてみましたが、私が起きると一緒に子供も起きてしまうので一人になる時間が取れず、やむなく勉強は夜におこなうことにしました。

そこで私が重視したのは、いかに効率よく点数を取るかということです。

前回は公式の過去問を解いただけでしたが、今回はTOEICを受けた方のブログ等を参考にして、より効率的に点数を取るための参考書と問題集を探しました。

調べてみると本当にたくさんの参考書が出版されています。TOEICにはリスニングとリーディングのセクションがあり、それぞれのセクションも更に4パターンほどのパートに分かれています。

パートごとに参考書があり、解法テクニックが詳細に書かれています。私はそういったテクニックがあることを全く知らず、目から鱗でした。

リスニングに関しては、テクニックを使いこなせるだけの基礎がないと無理だと感じたので、耳を英語に慣らすために英語の文章を読み上げてくれる教材を買い、バックミュージックとして家事をしながら聞くようにしました。

これなら子供の相手をしながら英語に触れることができます。また、洗濯物を干したりたたんだりしながら、海外ドラマや映画を見ることもありました。私が好きだったのは、映画「プラダを着た悪魔」と、ドラマ「ゴシップガール」です。

華やかな世界を見るのは育児に疲れた主婦にとっては最高の癒しになります。全てを聞き取ることはできませんが、ところどころ聞き取れる箇所があるとメモをして覚えるようにしました。

意外と簡単な単語で会話しているんだなぁ、とか、この単語はこういう場面でよく使われているなぁ、など様々な発見があり、楽しく英語を学ぶことができました。

メモ
海外ドラマは簡単な単語でできていることが多く350語の単語があれば理解できます!ということを提唱した書籍「海外ドラマはたった350の単語でできている」があります。
この書籍を解説した記事(➜コチラ)も参考になさってください。
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TOEICを勉強した結果、得たもの、感じたこと

子供を寝かしつけるときに自分も一緒に寝てしまったり、いざ勉強をするぞ!と思っても疲れて集中できず、思うように勉強が進まなかったりと、勉強時間の確保はなかなか難しいものでした。少ない勉強時間ではありましたが、何回か試験を受けて730点まで得点がアップしました。

点数がアップすることは単純に嬉しいですし、学習のモチベーションにつながりました。ただ、TOEICの点数が上がったことで英語を使いこなせるようになったかというと、あまりそういう実感はありませんでした。

TOEICばかりにこだわらず、全体的な英語の力をつける必要があると感じ、書籍やネットでいろいろな勉強法を調べました。すると自分と同じように限りある時間の中で自分の勉強法や勉強時間を見つけ、英検1級、TOEIC満点など素晴らしい成果を残している人たちが大勢いたのです。

正直言って、自分には無理かも・・・と思いますが、それでもやってみたいという自分もいたりします。そういった英語習得者の方の経験を参考に、アラフォーのおばさんですが、今後も英語学習を続けていきたいと考えています。

まとめ:時間がなくても年をとっても英語学習は続けられる

英語の勉強をすることを思い立ち、実際に始めた頃はまだ子供が一人でしたが、その後さらに2人子供を産み、現在は3人の子供を育てながら働いています。

子供が生まれるたびに英語の勉強も中断し、そしてまた再開し、ということを続けてきましたが、子供が大きくなるにつれて自分の時間を以前より確保しやすくなってきています。

その代わりに年を取り、若い頃より体の自由がききにくくはなっていますが、不思議とやる気は昔よりあるのです。英語学習にお金や時間をたっぷりかけることはできませんが、自分なりに工夫して、目標を見据えた計画的な学習をこれからも続けていく予定です。

 

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