それなら、筋トレのポイントと一緒に英語の勉強してみる?
最近、運動してますか?
社会人になると、運動する機会が少なくなりますよね。
「最近、体力がなくなって疲れやすくなったな…」
「お腹のたるみが気になる…ダイエットしなきゃ」
体力の衰えや身体のたるみが気になって、運動を始めようと思い立つこともありますよね。
せっかくなら、その時間も英語学習の時間にしませんか?!
今回は、筋トレと英語を一緒に学べるという内容で話をしていきたいと思います。
下半身の筋トレ種目
まずは、下半身の筋トレ種目から見ていきましょう。
スクワット(Squat)
まずは、下半身のトレーニングの王道ともいえるスクワット(Squat)からです。
squatという単語には「しゃがむ」という意味があります。
その意味の通り、スクワットはしゃがむような動作を行いますね。
臀部(hip)や太もも(thigh)を鍛えることができます。
- つま先(toe)と膝(knee)の向きを揃える
- 骨盤(pelvis)を後ろへ引いて椅子に腰掛けるようにしゃがむ
→股関節をうまく使えて、膝への負担が少なくなる
レッグ・エクステンション(Leg Extension)
レッグ・エクステンション(Leg Extension)は、太ももの前面にある大腿四頭筋(quadriceps femoris muscle)を鍛えるトレーニングです。
- 大腿直筋(rectus femoris/musculus rectus femoris)
rectus→直筋
femoris→大腿部 - 外側広筋(lateral great muscle/musculus vastus lateralis)
lateral/lateralis→外側(の)
vastus→広筋 - 内側広筋(medial great muscle/musculus vastus medialis)
medial/medialis→内側(の) - 中間広筋(intermediate great muscle/musculus vastus intermedius)
intermediate/intermedius→中間(の)
主に膝を伸ばす動き(大腿直筋のみ股関節を曲げる動き)に関わっています。
脚(leg)を伸展する(extension)というエクササイズ名からも分かるように、膝を伸ばす動きでトレーニングします。
- チューブで輪っかを作り、椅子の脚と自分の片脚を通します
- 足首の少し上くらいにチューブを引っ掛けて、膝の曲げ伸ばしを繰り返し行います。
レッグ・カール(Leg Curl)
レッグ・カール(Leg curl)は、太ももの裏側にあるハムストリングス(Hamstrings)を鍛えるトレーニングです。
- 大腿二頭筋(biceps femoris)
biceps→二頭筋 - 半腱様筋(semitendinosus)
semi-→半~
tendon→腱 - 半膜様筋(semimembranosus)
membrane→膜
主に膝を曲げる動きと股関節を伸ばす動きに関わっています。
脚(leg)を曲げる(curl)とあるように、膝を曲げる動きでハムストリングスを鍛えます。
- 仰向けになり、靴を脱いでタオルにかかとを乗せる(つま先を伸ばして浮かせる)
- 腹筋に力を入れて腰を上げる
- かかとでタオルを押して足を延ばす
- かかとをお尻に引き戻す
(カーペットで行う時は紙皿で代用)
カーフ・レイズ(Calf Raise)/ヒール・リフト(Heel Lift)
カーフ・レイズ(Calf Raise)/ヒール・リフト(Heel Lift)は、ふくらはぎ(Calf)の筋肉を鍛えるトレーニングです。
踵(heel)を上げる(lift)とあるように、踵の上下運動によるトレーニングです。
- 膝を曲げた場合→ヒラメ筋(musculus soleus/soleus muscle)
- 膝を伸ばした場合→腓腹筋(gastrocnemius)+ヒラメ筋
上半身の筋トレ種目
次は、上半身の筋トレ種目です。
プッシュアップ(Push Up)
プッシュアップ(Push Up)は、特別な器具がなくてもできる上半身のトレーニングです。
日本語では、「腕立て伏せ」といいますね。
腕立て伏せの動きをイメージすれば分かるように、push upは「押し上げる」という意味です。
プッシュアップでは、大胸筋(pectoralis major)と上腕三頭筋(triceps brachii:上腕の裏側の筋肉)を鍛えます。
※pectoralis→胸筋 triceps→三頭筋 brachii→上腕の
- 手の幅を広くする→大胸筋に効きやすくなる
- 手の幅を狭くする→上腕三頭筋に効きやすくなる
ラット・プルダウン(Lat Pulldown)
ラット・プルダウン(Lat Pulldown)は、背中の筋肉の1つである広背筋(latissimus/latissimus dorsi)を鍛えるトレーニングです。
ラットプルダウンの”Lat”は、広背筋のlatissimusからきたものですね。
pulldown(引き下げる)という単語から分かるように、専用のマシンでバーやハンドルを引き下げる動作を行います。
懸垂(Chinning)
懸垂は、英語でチンニング(Chinning)といいます。
懸垂もラットプルダウン同様、広背筋のトレーニングです。
シットアップ(Sit Up)
シットアップ(Sit Up)は、いわゆる「腹筋」ですね。
sit upには「起き上がる」という意味があり、上半身を起こす運動を指します。
シットアップは、腹筋全体を鍛えることができます。
クランチ(Crunch)/トランク・カール(Trunk Curl)
クランチ(Crunch)/トランク・カール(Trunk Curl)も、腹筋を鍛えるトレーニングです。
この種目は、主に腹筋の上部を集中的にトレーニングするものです。
シットアップは身体を完全に起こすのに対して、クランチ/トランク・カールは腹部を縮める(crunch)・体幹(trunk)を丸める(curl)動きになります。
レッグ・レイズ(Leg Raise)
レッグ・レイズ(Leg Raise)は、その名の通り脚(leg)を上げる(raise)腹筋です。
レッグ・レイズでは、腹筋の下部を集中的にトレーニングします。
バック・エクステンション(Back Extension)/バック・アーチ(Back Arch)
バック・エクステンション(Back Extension)/バック・アーチ(Back Arch)は、いわゆる「背筋」です。
背中(back)を伸ばす(extension)/反らせる(arch)というのは、背筋をイメージすれば分かるかと思います。
主に、背中の脊柱起立筋(erector spinae)を鍛えるトレーニングですが、大臀筋(gluteus maximum)やハムストリングスも関わってきます。
※erector→起立筋 gluteus→臀筋
ゆっくり丁寧に行ってくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、筋トレに関わる英語ということで、身体や動作に関する英単語が多いですね。
普段の英語学習では、取り上げられることの少ない英単語だと思いますので、筋トレしながら覚えちゃいましょう!