Nさん(27歳、女性)さんが
ご自身の留学経験のお話をしてくださいました!
海外への留学は、英語を勉強していたら「いつかは一度…」と夢見る方も多いでしょう。英語をとにかく早く話せるようになりたいなら、英語でしか話すことが出来ない環境(留学)に行くのが一番だと私は思います。
しかし、何も知識なく、急に海外で一人で生活するのは、不安ですよね。
なので、今回は私が留学前に不安に思っていた点と、実際に留学どうだったか、をお話したいと思います。
- これから留学をする
- 留学を検討している
そんな方の不安が少しでも解消されれば嬉しいです。
不安① 学校生活
留学先の学校生活
- 友達できるかな?
- 馴染めるかな?
- 授業の雰囲気は日本と違うのかな?
など色々と不安があると思います。
授業
私の場合
「授業についていけなかったらどうしよう」というのが一番不安でした。
授業はもちろん全て英語で進みますし、他の生徒は外国人ばかり…
- 先生の言っている内容をきちんとリスニングできるか
- 発言を求められた時、発言できるか
- 私の話す英語が相手にきちんと伝わるか
とても不安でした。しかし、どの学校でも最初にクラス分けのテストがあります。
私の留学した学校では、レベルの分け方が細かく、自分と同じようなレベルの人達ばかりのクラスだったので、自分一人だけ授業についていけない…なんてことありませんでした!
でも一点だけ注意して欲しいのが、日本人は文法が得意だということ。
紙テストでは良い点が取れて、実際のリスニング・スピーキングの実力よりも上のクラスになってしまう場合もあります。紙テストの他に、面談のテストがあればそんな事にはならないと思いますが…
万が一、紙テストのみでクラス分けされてしまい、授業を受けてみて
自分のレベルには合っていないな、と思ったら担当の先生や事務の人に相談してみましょう!クラスの変更を検討してくれます。
レベルの高い英語に触れることも大切かもしれませんが、授業が苦痛で受けたくない…となってはせっかくの留学も意味がなくなってしまいます。あまり簡単でも力が付かないので、「少し努力してついていける」くらいが良いと私は思います。
人間関係
授業の他に「友達が出来るか」もかなり不安でした。
上手く英語でコミュニケーションがとれなくて、ずっと一人ぼっちだったらどうしよう…と。
留学先の学校にもよると思いますが、私の場合は授業の中で、2~3人でチームを組んで問題を解いたり、会話のロールプレイングをしたりすることが多かったので、自然とクラスメイトと仲良くすることができました。
周りのクラスメイトも、留学に来ていて私と同じ状況。
- 英語が伝わるか
- 仲良くできるか
皆同じ不安を持っていたんです。
英語が母国語でない同士で、何とか意見を伝えようと身振り手振りも使って必死にコミュニケーションを取るのが私は楽しかったです。
もちろん母国語が英語の人も、こちらが話す英語がどんなに下手くそでも理解しようと耳をかたむけてくれます。友達を作るには、英語に自信がなくても仲良くなりたい・話したい、と積極的にコミュニケーションをとるのが一番だと思います。
不安② 日常生活
住居
寮に入ったりする人もいると思いますが、私の場合はホームステイをしました。留学中、長期でお世話になるので、ホストファミリーと合わなかったらどうしよう…という不安もありました。
正直、合う・合わないは運だと思います。
私の場合は、とても親切なホストファミリーにお世話になりました!
「日本食が恋しくなるでしょ!」と、わざわざ日本食レストランに連れて行ってくれたり、親戚や友人を家に招いてパーティー開いてくれたり、私が過ごしやすいように、楽しく過ごせるようにしてくれました。
今でも連絡を取り合う、大好きな第二の家族です。
あえて困った点を挙げるとしたら、「宗教の違い」くらいです。
留学する国やホストファミリーにもよりますが、私のお世話になったホストファミリーの人達は熱心なカトリックでした。なので毎週日曜日には家族で教会に足を運んでお祈りしていました。
私も一度「あなたの宗教は?」と聞かれたことがありますが、多くの日本人がそうであるようにお正月もクリスマスもハロウィンも何でも祝ってしまう「無宗教」
私の語学力じゃ上手く説明することが出来ず困った場面がありました。
日本人ではあまり意識しない「宗教」ですが、海外では大切にしている人が多いです。
相手の大切にしているものを知らない内に傷付けてしまった…なんてことにならないよう、行く国・お世話になる地域の宗教やルールを事前に少し勉強しておくと、良いかもしれません!
そもそも、ホストファミリーをしている人たちは、留学生を何度も受け入れた経験がある人が多いです。なので、留学生への接し方に慣れていて、そこまで不安に思うことはないと思いますが
万が一
- 嫌なことをされたり(ないと思いますが…)
- どうしても合わない
そんな場合は、留学手配に利用したエージェントに相談してホームステイ先を変更してもらいましょう。ある程度英語に自信があれば、最初からアパートのようなところで一人で生活出来るプランを選ぶのも良いと思います。
治安
海外って日本と比べて物騒なイメージがありませんか?
私は正直、治安の悪いイメージがあって一人で出かけたら危ないかな…と不安でした。
結果的に、私は怖い思いや危険な目にもあうことなく帰国できました。
が、クラスメートはスリの被害にあいました。
日本人は特に犯罪に狙われやすいと言われています。日本で生活していると当たり前になってしまっていますが、日本って本当に平和で治安が良いんです。
留学中は
- 現地の人に話を聞いて、治安の悪い場所には行かない
- 夜に一人で出歩かない
- パスポートは鞄に入れず、肌身離さず持ち歩く
といったことを気を付けていました。
ガイドブックにも一人で行かない方が良い場所、気をつける点など書いてあるので、現地の下調べは絶対しっかりやった方が良いです!!
あと、スリなどに合ってしまった時にどう対応すれば良いのか、不安な点は事前に留学エージェントに確認しておくと良いですよ。
病気
どんなに気をつけていても
- 風邪をひいてしまった
- お腹が痛い…
- どこか大きく怪我をしてしまった
など、病気や怪我が起こってしまう場合があります。
海外の病院システムも知らないし、ましてやどんな症状なのか自分で「英語」で説明なんてできるのか…留学中に病気になったらどうしよう!と不安がありました。
私の場合は、プランを検討している時
病気になってしまった場合、電話をすると日本人の医師を紹介してくれる
というサービスをプランに追加で付けました!
幸いにも私はこのサービスを利用することはありませんでしたが、勿体ないと思わずに追加サービスを付けておくと安心だと思います。
あとは、出来るだけ病院に行かずに済むよう、頭痛薬や風邪薬・胃薬など自分が普段使っている常備薬は出来る限り持って行きました。
まとめ
留学に行く人・行こうと検討中の人へのアドバイス
- クラスはテストで分けられる
- 同じようなレベルのクラスメイトが集まるので、授業への不安は少ない
- クラス変更は、相談すれば可能
- 同じように留学しにきている者同士、友達はできる
- 国の文化や宗教・治安などは事前に下調べすること
- 日本との治安の違いを意識して、出掛ける時は注意すること
- 病気になった時のため、勿体ないと思わずプランへのサービス追加をしておく
▶ワーキングホリデーの体験談&アドバイスはこちらの記事を参考にどうぞ!
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