sugasaさん(20代、女性)から
英語にまつわる体験談を伺いました!
イラストを描いているsugasaです。絵や音楽は国境を越えて伝わるなんて言われますが、そんなことはありません。むしろ一方的に伝わってしまう分、
こちらが英語を避けていても向こうから接触してくる…なんて場合も。
ですが、英語を学べば発表の場も増え、沢山の反応を頂けるようになります。
日本の人口は1億2千万人います。それに対して、英語圏の人口は15億人!
英語が出来れば約12倍も絵を見てもらえるチャンスが増えるのです。日本語対応サイトも増えていますが、海外の人に見てもらうには少なくとも英語の投稿をする必要があるかと思います。
そんなわけで今回は私の体験談をご覧ください。
海外から突然のメッセージ!?嬉しいけど困った出来事
私が高校生の時でした。
なにか通知が来ているか確認するために某イラスト投稿サイトを訪れたとき、一件のDMを見つけました。どんな内容かなとドキドキしながら開くと、英語がズラリ。
英文を見る機会なんて、授業中や受験勉強の時だけだと思っていました。
海外になんて興味のない私には英語は無縁だと思っていたのです。
私は正直言って英語が苦手です。
ですが、メッセージを頂いたからには返さなくてはという思いと、海を越えて私の作品を見てくれてるんだと言う嬉しい気持ちが勝ち、読み解くことに挑戦しました。
Google翻訳を使い、なんとか返信
最初は自分の学力と辞書でどうにか読めないかと頑張っていました。
ですが、辞書に載っていない言葉がいくつも・・・。当時は日本語だけでなく、英語にもネットスラングのようなものがあるということを知らない私。
読めない単語の連続に惨敗。思わず悲鳴を上げました。
分からない単語をグーグルで調べるうちに、翻訳機能でまとめて翻訳できることを知ります。当時は翻訳の性能も大してよくなかったのですが、頼れるものはGoogle先生しかいません。
文章の意味を読み解くと、そこに出てきたのは作品に関するポジティブなメッセージでした。英語に苦戦した苦労も吹き飛ぶ嬉しさです。
思わず勢いのまま返信しようとした私に、もう一つの難題がのしかかりました。
そう、私が英語でメッセージを受け取ったということは、
高い確率で相手は日本語を読めないだろうということです。
英語で返信を送らなければいけません。
私の少ない英語の語彙で気持ちが伝わるか分かりませんが、やってみるしかなかったのです。
Googleの再翻訳機能を駆使した頃には、かなりの時間がたっていました。一大事業を終えるとほっとしましたが、同時に英語を勉強せねばという気持ちが沸々と湧いてきました。
なぜなら、英語を読み書きできるようになれば相手の言いたいこともすぐ分かったし、自分が感想を頂けて嬉しいと言う気持ちを正確に発信できるからです。
私は授業を真面目に聞き、BBCニュースアプリをダウンロードしました。
読んでみて気づいたのは、アメリカのニュースや、戦争のニュース等、ある程度大きなニュースだと日本でも取り上げられているので英語でも何を言っているか分かりやすい事です。
例えばトランプ大統領だとTrump、ウイルスだとvirus等、見出しには簡単な単語が並ぶので読みやすいかと思います。さらに日本語版のBBC記事もあります。
こちらはブラウザのみなのですが日本語記事の終盤に英語記事へのリンクが載っているので毎日新しい英文と翻訳文に挑戦でき、国際ニュースにも詳しくなれると一石二鳥です。
さらにラジオも聞けます。
あまりSiriを使わない方にはご存じないかと思いますが、Siriに「今日のニュースを教えて」と聞くとNHKニュースを流してくれる機能があります。
他のニュースも聞けるかと試したところ、なんと!「BBCニュースを流して」というお願いに答えてくれました!
読みとリスニングを両方カバーしてくれるBBCニュース。これは勉強に使えると確信しました。
日本語対応していない海外イラストアプリで大量の反応が!
英語に対する抵抗感も薄れ、しばらくたった頃。海外のサイトでイラストを投稿してみてはどうだろうかと思い立ちました。
きっかけは、とある作品のファンサイトがあるということを同じ作品が好きな人から聞いたからです。そのサイトは日本語対応をしていなかったため、英語で会員登録までする必要がありました。
BBCで勉強してある程度英語を読むことが出来たため、会員登録は難なくこなせました。試しにイラストを投稿したところ、いつものSNSの何10倍もの反応をもらい、とても驚きました。
コメントにもスムーズに反応ができ、
国境を越えて思いが伝わることに楽しみを覚えました。
反応を貰えることはモチベーションにも繋がります。
まとめ
クリエイター活動にも英語は不可欠です。英語を学ばなければサイトやメッセージが英語というだけで敬遠し、せっかくの発表の機会を逃してしまいます。
相手の絵や音楽が良いと思った時でも、ただ「いいね」するより英語でコメントを書いた方が相手も嬉しいと思うはずです。
まずは読むことから始めてみませんか?
コメントを残す