沖縄県在住、Hさん(30代、女性)から
ご自身の英語体験談を教えていただきました!
英語=苦手…
私は訳あって中学校1年生の夏休み明けからの約2か月間、あまり学校に登校できなかった。
2か月ぶりに学校へ登校し、授業を受けるも、特に英語に関してはちんぷんかんぷんになってしまった。「名詞?動詞?接続詞?なんだろう?」頭の中は?だらけである。
時々、外国からの臨時講師がきて授業を教えることもあったが、何を話しているかわからないから、授業もつまらないものになる。
しかし、当てられることは嫌なので
一生懸命勉強しているふりをし、心の中では「どうか、あてないでくれ」と願うばかりであった。
そこから、英語ができなくなってしまい、英語が苦手だな…と感じたのが最初だった。
私生活においても、今となっては笑い話だが、その当時はとても恥ずかしい思いをしたことがあった。
中学1年生のとき、祖父が亡くなり法事の席でのこと。
その日はご住職さんがきており、お経を唱える前に説法をはじめた。
何かの話の流れで
「太陽のことを英語で何という?はい。そこの中学生。」
と私のことを指しながら言ってきたのである。
内心、「へ?私?私に英語を聞く?」と思いながら…
私は何を思ったのか、「ティーダ(沖縄の方言で太陽の意味)」と返答してしまった。
それを聞いていた周囲の人たちは爆笑
私は、「やってしまった。英語でと聞かれたのに、方言で答えてしまった。」
この時の恥ずかしい思いは、今でも鮮明に覚えている。
そのご住職さんも笑いながら、「これで一つ話のネタができた。他の場所でも話そう」と言っていた。
穴があったら入りたいとは、まさにこのことだなと感じた。
英語=楽しい!
私の英語のできない感じは、中学2年生まで続いた。
あるときは、テストで13点という最低点数をたたき出したこともあった。
しかも、中学2年生のときの担任の先生が英語の先生だったので、気まずい思いをしたこともあった。
そんな私でも、転機が訪れたのは、中学3年生のときである。
中学3年生になると、周囲は受験モード。
皆塾に通い始めるのをみて、私も個別塾へ通い始めた。
個別塾にした理由は
- わからないところをワンツーマンで指導してもらいたい
- この機に英語も一から学びたい
そう思ったからである。
私の選択は正しかったようで、塾に通い始め、5教科の中でも特に英語の成績がみるみる上昇していった。
最低点数13点をたたき出したこともあったが、
塾に通い始めて最初の学校のテストで、65点までとれるようになったのだ。
これには、両親も喜び感心していた。
私自身、ここまで点数がとれるようになると思ってもいなかったので、嬉しかったのを覚えている。
初めは理解できていなかった名詞や動詞、接続詞なども何度も繰り返し復習しているうちに、理解できるようになってきたのである。
また、単語力もついてきた。
単語帳を作成して持ち歩き、何度も見返したり、小テストなどでわからなかった単語に関しては、何度も読み書きすることで覚えるようになった。
そのおかげもあってか、高校に進学後も、英語の成績は5段階評価の、4または5をキープしていた。
英語は一度わかり始めると、段々楽しくなってきて
テストが楽しみにすらなっていた。
また、高校1年生のときの英語の先生が少し変わった方で、クラスでよい点をとった生徒には、ちょっとしたお菓子と先生のメッセージカードもついていたので、それをもらえることも楽しみの一つであったし、勉強する励みにもなった。
英検まで取得
高校卒業後、大学進学のために一浪をしていた時期もあった。
その間も、やはり予備校へ通いながら他の教科も学ぶが、その中でも英語の教科を学ぶことは、好きな方であった。
予備校の英語の講師に言われたのは
- 今後も共通語である英語を学ぶことはよいこと
- 英検も持っていたら履歴書にもかける
だから、英検は受験した方が良い!ということだった。
そこで、私は英検3級を受けることにした。
なんだ、中学卒業程度ではないか、と思われるかもしれないが
準2級は、調子にのって高校2年のときに受けたことがあったが、見事一次試験の学科で落ちてしまったのだ…
そんな苦い経験もあったので、一つランクを下げ受験してみた。
でも、英語が苦手だった頃の自分を考えると、大きな一歩だった。
結果は、見事合格。
一次の学科試験よりも、二次で行われた面接の方が緊張した。
英会話には通っておらず、普段英語を話すことはないので
予備校の講師に面接の練習相手になってもらったり、家でも弟を相手に面接練習を行ったりした。
本番の試験でも、「練習はしてきたけど、大丈夫かな?ヒアリングして答えられるかな」と内心心配ではあったが、思ったよりも上手くやり取りできた。
その経験もあってか、それ以降、街で時々外国人に声を掛けられることもあったが、単語をつなげていって何とか会話を成立することができるようになった。
まとめ
- これらの経験からも、英語は生涯勉強し続けても損はない教科の一つだと考える。
- 普段、あまり英語に触れることは少ないため、日常生活の会話ができるくらいまでに、上達できればいいなという思いはある。
- 今後も、意識して少しずつ英語の学習は続けていきたいと思う。
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