東京都在住hiro428さんから英語にまつわる体験談をお寄せいただきました。
もし日本に住むことができなくなったら
もし将来日本に住むことができなくなったら、あなたは生きていくことができますか?
私は少しだけ生きていく自信があります。なぜなら、英語の勉強の仕方や上達する方法を身につけたからです。
そもそも、なぜ私が日本に住めない状況になると考えはじめたかを話します。
2020年5月緊急事態宣言真っ只中に私は自宅で、youtubeを見ていました。
コロナ後の世界、日本は今後どうなるのか、再び日常が戻るのかといった動画を食い入るように見ていました。どの動画でも日本の未来を悲観的に捉えていました。その中の一つで、日本が将来的に貧困に陥る可能性があるという動画が私は頭から離れませんでした。
この考えが頭の中で何度も出てきて、その度に不安に駆られ、今のままでは生きていけない、今の自分では将来生活が困難になると現実的に考えるようになったのです。
そこで私は自分を成長させようと一念発起し、転職活動やビジネススキルの勉強、そして日本以外で暮らしていくための英語の勉強をはじめました。
英語を勉強するにあたりまずはじめに、どのレベルまで成長したいかを決めました。
海外で生活していけるレベルつまり英語を使い仕事ができるレベルまで成長しようと目標を掲げました。
次に勉強のやり方です。今回の勉強は学生時代に行っていた方法とは異なり、「話す」ことに着目しました。いくら読み書きができても、実際に話すことができなければコミュニケーションとして成り立たないと考えたからです。
そこで、私はオンライン英会話を受講しようと決意しました。緊急事態宣言中でも実際に話すことができ、手軽に始めることができ効率よく勉強することができます。
話すという勉強方法
私はInstagramで見つけた先生に申し込んでオンライン英会話を受講しました。
宿題があり1日に自分で考えた英語の文章を5個作り先生に提出します。先生が文章を添削し説明付きで返信がきた後、その文を覚えるまで音読を繰り返します。そして週に1回オンラインセッションを行い、実際に話せているかのテストを実施します。
1日に文章を考え話す練習があるため、基本的に毎日英語のことを考え口に出します。そして自分が話せるようになった文章は耳が慣れていくため、自ずと聞き取ることが可能になります。つまり話す力だけ成長するわけではなく、聞く力も鍛えあげられていくのです。
私は最初のセッションで、英語力を図るために簡単な自己紹介をしました。結果は恥ずかしながら、自分の名前を伝えることしかできませんでした。正直このレベルからちゃんと成長できるか不安でした。
しかし、毎日の宿題や音読で英語に触れるため着実に成長していくのが実感できます。
特に音読と実際に会話することによって話す力が一段と上がります。私は後半のセッションでは、自分の将来について英語でスピーチできるレベルまで向上することができました。
話すという勉強方法は、実は江戸時代から始まっています。先生の読み上げている音を真似し音読を繰り返していました。そして何度も繰り返していくことによって海外の方と話す度合いまで成長していきます。
しかし、現代では話すという教えではなく、読み書きを中心に教えています。この教えが社会人になった今でも定着していることを認識するだけでも勉強の内容が変わっていきます。
自分の市場を世界に
私はオンライン英会話が終わった今でも英語の勉強を続け、音読を繰り返しています。最後のレッスンでは自己紹介だけでなく、家族の紹介更には彼女と付き合った馴れ初めまで話すことができました。毎日繰り返すことにより、少しずつ成長していくことが英語を身に付けていく起点です。
今では、日本以外でも生きていける自信があり不安もなくなりました。そして私は今、日本以外で働くことを準備しています。
社会人としての英語の勉強は、自分の活躍できる場所を拡大していくことにも繋がっていきます。
また、今、世界では個の力が強くなりボーダレスに働ける状況です。英語を話せることは人生を変える影響力を兼ね備えています。そして、昔よりもはるかに英語の教材が増え、日本にいながらでも英語を習得できる環境が整えられてます。
最後に、英語が話すことができなくても翻訳機が発展していくから話せなくても問題はないのかもしれません。技術が進化すれば同時通訳も夢ではありません。
しかし、自分の気持ちを言葉で伝えることは機械ではなく自分自身が話す事で受け入れられます。言葉に込められた感情や声の抑揚により伝わる意味が変化していきます。
この変化を理解し楽しむことがコミュニケーションです。今も昔も変わらず残り続けている話すという文化を蔑ろにせず、言葉に発してみましょう。今はまだ日本語だけの生き方ではあるかもしれませんが、英語を話すことで生き方を広げ自分の世界を広げていきませんか?
まとめ
いかがでしたか?
日本語だけを話している世界はもはや狭いのかもしれません。むしろ、個の力が強い今は世界に目を向け、個人として世界の人と自分の考えを発信し、共感しあえる能力が必要であると言えます。
自分を発信するツールとして、僕は英語学習をこれからも続けていきます。オンライン英会話でも手段はたくさんあるのだから、
「家族を守っていくことがをできるだろうか」