スポーツ選手の中には、海外のプロリーグに挑戦したり、海外を転戦したりする選手もいます。
海外で生活するとなると、英語を勉強する必要も出てきます。
今回は、スポーツ選手が実際に取り組んだ英語の勉強法をご紹介します。
日常生活や練習で、英語でコミュニケーションをとることが求められることもあり、スピーキングやリーディングといった、会話に必要な力を伸ばすヒントがあります。
野球
今や数多くの日本人メジャーリーガーが活躍していますね。
アメリカで野球をするとなると、英語との付き合い方は避けては通れないでしょう。
多くの選手が通訳に頼っている中、通訳なしでも英語を使いこなせる日本人メジャーリーガーもいるようです。
ダルビッシュ有選手
まずは、ダルビッシュ有選手の勉強法を見ていきましょう。
ダルビッシュ有選手、メジャーリーグ挑戦直後は通訳に頼ってましたが、今では通訳なしで球団との契約交渉をするほどの英語力を身につけたそうです。
どうやって英語を勉強したのか、実際にご本人が語った動画があるので、ぜひ見てみてください。
※動画は10分ほどですが、具体的な勉強法に関する話は6:15あたりから語っています。
ポイントは次の2つです。
- とにかく「話す」(アウトプットの時間をしっかりと確保する)
- 「発音」が意外と大事
日本人の英語学習では、単語や文法を覚えるインプットの時間が圧倒的な割合を占めることが多いです。
もちろん、インプットが必要ないわけではないですが、ダルビッシュ有選手は「アウトプット」を大切にしています。
日本では簡単ではないですが、英語を話す機会を増やすことが英語上達の鍵だと言えますね。
また、動画の中で「発音の重要性」が説明されています。
日本人は、学校の英語学習の影響もあってか、単語や文法など「正しい英文を話す」ことを重視しますが、
実際は「文法が無茶苦茶でも、発音がしっかりしていればなんとか通じる」とのことです。
サッカー
サッカーでも、ヨーロッパのリーグに挑戦する日本人選手が増えています。
チームスポーツである以上、監督や他の選手とのコミュニケーションは自身のパフォーマンスを発揮するうえでも重要だといえます。
本田圭佑選手
自身がサッカー選手としてプレーするだけでなく、会社経営など活躍の場を広げている本田圭佑選手です。
サッカー選手兼経営者だと時間がなさそうですが、どんな方法で英語を勉強しているのでしょうか?
本田圭佑選手が実際に英語の勉強で使っているのが「プログリット」と「英語学習2.0」のようです。
実際にレッスンを行うのではなく、英語力を効率的に高めるにはどのような勉強法に取り組めばいいのかを助言してくれるというものです。
勉強法だけでなく、時間術や学習環境を整える方法など、英語学習に対して幅広くアドバイスされているのが特徴です。
本田選手が自身の英語学習についてインタビューに答えています。
動画は1分半と短めですが、本田選手がどんな勉強法を使っているのかが分かります。
英語学習2.0は必読。中でも1番印象に残ったフレーズは
「楽に英語を身に付ける方法を知りたいという方は、本書を閉じてください。そんな魔法のような方法は書いていません」
そりゃそうやんな。
Let's keep studying!— Keisuke Honda (@kskgroup2017) April 10, 2019
川島永嗣選手
次は、川島永嗣選手です。
英語だけでなく、イタリア語やフランス語、ポルトガル語、スペイン語と、日本語以外に5か国語を話すことができる川島永嗣選手。
これほど多くの言語を、どうやって身につけたのでしょうか?
※動画は7分半ですが、川島選手が勉強法について語っているのは0:30~5:38の間です。
川島永嗣選手が実際にやっていた勉強法は、次の3つです。
- 外国語を聴く時間を増やす(好きな映画を見る、海外のニュースを聴く)
- 外国語で日記を書く(感じたこと・伝えたいことを文字にしてみる)
- 旬な話題でとにかくしゃべってみる
映画やニュースを通して実際に使われている単語やフレーズをインプットして、それを日記や会話でアウトプットしていくというサイクルが出来上がっていますね。
テニス
次は、テニス選手の勉強法について見ていきます。
テニスの大会は世界各国で開催されており、海外を転戦しなければなりません。
優勝スピーチやインタビューなど、英語を話す機会はたくさんあります。
西岡良仁選手
まずは、西岡良仁選手の勉強法をご紹介します。
テニスに詳しくない方にはなじみのない選手かもしれませんが、2019年には公式戦で錦織圭選手に勝利し、自己最高位は世界ランク48位(2020年現在)の実力者です。
西岡選手がどんな方法で英語を勉強したのか、ご本人が自身のYouTubeチャンネルで語っています。
8分ほどの動画なので、ぜひご覧ください。
西岡良仁選手が実際にしていた勉強法が、次の3つです。
- とにかく人と英語でコミュニケーションをとってみる
- 頭の中の日本語を英語に翻訳してみる
- 洋楽を聴いて、自分で歌ってみる
②と③の方法は、1人でもできるのでぜひトライしてみてください。
英語で話せるようになるには、「とにかく英語で伝えてみよう」という気持ちが大切なようですね。
スポーツ選手の英語勉強法から分かる「使える英語」の勉強法
ここまで、スポーツ選手が実際に取り組んだ勉強法をご紹介してきました。
最後に、スポーツ選手の英語勉強法から分かる「使える英語」の勉強法のポイントをまとめたいと思います。
とにかく英語を話す機会を増やす
今回ご紹介した勉強法で共通していたのが、「英語で話す機会を増やすことの重要性」が挙げられていたことです。
日本人の方が英語を勉強するとなると、まず単語帳や文法書を買ってインプット量を増やす方法に取り組むことが多いかと思います。
もちろん、TOEICの勉強やより専門的な英語が必要な場合など、インプットを増やす必要があることもあります。
ですが、「英語で会話できるようになる」という点にフォーカスすると、アウトプットを増やす方が重要だといえます。
とにかく英語で会話することで、
- 英語で伝える力が伸びる
- 他の人の英語表現を聴く
結果として実践的な英語のインプットも増えていきます。
とはいえ、日本に住んでいて外国人の方と会話する機会を増やすのは中々難しいと思います。
オンライン英会話で英語を話す機会を増やしたいなら、アウトプット重視の「アクエス」がオススメです。
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発音に意識を向けてみる
ダルビッシュ有選手が動画でも話していましたが、文法が正しいかよりも正しく発音できているかの方が、内容が正しく伝わるかに関係するようです。
実際、アメリカのお店で注文するときに、発音が悪くて通じなかった挙句、まったく違うものが出てきたというエピソードはよく聞きますね。
例えば、「r」と「l」の発音を使い分けるのって慣れないと難しいですし、単語によっては違う意味(例:fly「ハエ」とfry「揚げ物」)になってしまいます。
英語で会話するなら、発音のトレーニングは取り組んでみましょう。
発音を基礎から学びたい方には、次の記事がオススメです。
英語の勉強を楽しむ
英語の勉強というと、なんだか肩肘張って頑張るというイメージがあります。
進学試験やTOEICなどの資格試験の勉強は、特にそうですよね。
ただ、そういう勉強を続けるのは大変だと思います。
それに、ビジネスの商談といった場面ならともかく普段の日常会話は気楽に話すものですよね。
リラックスして「英語で会話することを楽しんでいたら、気づいたら英語力上がっていた」くらいの方が、続けやすいですし気持ちも切れにくいと思います。
「英語を楽しむ」という心を忘れないようにしたいですね。
まとめ
今回は、スポーツ選手の英語勉強法について見てきました。
厳しい練習に多くの時間を費やすスポーツ選手とあって、普段の生活の中で「いかに英語に触れる時間を作るか」という工夫が多く見られましたね。
日常の何気ない時間を英語の勉強時間にしようとする姿勢は、本業で時間のとれない社会人の方は参考にしたいところですね。
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