群馬県在住、佐藤さん(販売職、34才)の体験談。
私の英語上達の旅が始まった
英語学習した人なら誰もが抱える悩みは色々ありますが、その中の1つは「英語はある程度は上達したが、そこから先はなかなか伸びない。このままだどモチベーションもせっかく上達した英語力も下がってしまう…。今までの努力の時間が無駄になる…。どうしたらいいのか?」ではないでしょうか。
私もそのような経験はあり、挫折を繰り返したことがあります。英語の勉強も何度か離れたことがありました。
それでも、再び英語を勉強し直した時にはヒアリング力やリーディング力はもちろん、せっかく覚えたフレーズや英単語すら忘れてしまい、0から再びスタートして学習することになってしまった経験があります。
そのような無限ループにならないようにするためにはどうしたらいいでしょうか?
- 英語の環境を作っての勉強方法が1番いい方法だけど留学は出来ない。だったら、ワーホリ制度を利用して英語を上達させよう!
- 外国人が集まるバーや交流会などへ出向いて友達を作って英語を上達させよう!
- 日本で英語を身近にする環境を作っちゃおう
これは全て私が試そうとした、英語上達への対策でした。
ワーホリを考えてみる⇒挫折
まず最初に思いついたのは、ワーホリを使ってある程度の期間海外に住むことで英語に慣れようと思いました。
ちょうどその頃、私は地元の工場で働いていたのですが、仕事が合わなくて辞めていました。そのあとは色々あって、実家を出てワーホリ資金を稼ぐ為に新しい仕事を始めました。
最初は「頑張って切り詰めれば何とか1~2年後にはワーホリができるんだ」と思っていました。しかし、実際初めての一人暮らしもあったのか、貯金するどころか崩しての生活だったため、目標を追いかけるよりも自分で生きていくことの方が頭がいっぱいになりました。
いつの間にか2年が経ってしまい、ワーホリへの意欲もなくなってしまいました。
外国人の友達を作る⇒薄っぺらい関係にうんざり
次に思いついたのは、外国人が集まる場所へ出向いて外国人の友達を作りながら英語の上達を目指そうとしていました。
英会話スクールに通う⇒週1じゃ上達しない
最初は英会話スクールへ足を運びました。先生はもちろん、生徒さんも外国人がいて、顔見知り程度の中になってきました。英語の上達するモチベーションが上がると共に友達もできて通い始めたころは良かったです。
しかし、頻度が週1だったので簡単な英会話ぐらいしか学べず、日常に支障が出ないくらいの英語力を付けるのには程遠いと感じ、辞めてしまいました。
外国人の集まるバーに行ってみる⇒ナマの英語はムリ!
そこで次は外国人が集まるバーや国際交流会にも足を運びました。英会話スクールとは違い、こちらは本当にネイティブの英語が飛んできました。
英会話スクールの外国人講師は、英語が出来ない日本人生徒相手にゆっくりと中学で習う英単語を選んで話してくれていました。しかし、バーにいる外国人たちはビジネスや観光目的で日本に来ているだけなので、そんなやさしさもなく、容赦なく聞いたことがない難しい単語を使って早口でまくし立ててきました。
自分の英語力がいかに低いのかを実感しました…。
それでもめげないで通い続けている内に会話が全部理解が出来なくても、お互いに何を言っているのかが分かり合えるようになりました。友人も何人かできましたが、言葉の理解不足で勘違いされたり訛りがあって聞き取れないこともあって、相手を不愉快にさせたこともありました。
さらに、「あなたの無料の英会話教材じゃない」 とバカにしたように言われたり、日本にいる時だけの彼女を作ることや肉体関係を求めている人が大多数でした。
そこに参加する日本人(特に女性)もそれが目当てで参加している人が多かったです。しかもその娘たちは、私たち日本人とは話そうとしない上に、空気のような扱いをしてきました。
そして、そこへ足を運ぶのはやめました。
外国人の友達=英語の先生じゃない
もちろん全員の参加者、バーや交流団体がそうというわけではありません。
そのあとに足を運んだバーでは日本人をバカにしない外国人、外国人の恋人を作りたいためだけに来る日本人はほとんどおらず、国籍関係なく皆でお酒を飲みながら会話をしていました。
せっかく、英語が上達できて外国人、日本人関係なくヘンな意味もない交流が出来る場所を見つけたのですが、ある時、そこで出会った日本人男性の一言が印象に残りました。
「信頼関係があってからの友達。英語が上達したいとかの理由で外国人に近づくのは違うと思う。それだったら、英会話スクールに行けばいい。」
その言葉を聞いたとき、外国人の友達を作って英語を上達させるというのも相手に失礼な気がしました。自分が日本語上達の為だけで外国人に近寄られらたと考えたら…。
実際に、ある交流会で知り合った外国人は、最初は日本語を一生懸命勉強しようと私と話していて 「頑張っているな」 と感心しました。けど、私と共通の趣味で盛り上がったり会話を楽しむより自身の日本語を延ばすためだけに私と会話しているような気がしました。分からない日本語を度々調べたり私に聞いたりするのも会話が成り立たなくて、つまらなくもなりました。
それをするのも良いことだけど、毎回してくると「本当に日本語を勉強する気がある?」 「会話が出来るように自分で努力しているの?」 と疑問を抱くようになったことがありました。
その男性や外国人の言葉を思い出して、外国人に頼るばかりではなく、自分自身の努力が大切だと気づかされました。
日本にいながら英語の環境を作ったほうが上達への近道!!
とはいえ、私は机に向かってテキストを開いただけだと机から離れた途端に覚えたものを忘れてしまいます。
そうならないように机から離れても忘れないようにするにはどうしたらいいかを考えてみました。
海外に行くのにもお金もかかるし、何より日本での仕事や家庭もあるから、簡単に日本から出られない状態…。
そこで考えたのは「学んだ英語を机から離れてから使えるようにすればいいのかもしれない!」 そう考えつきました。
私は暇があればユーチューブで動画をよく見ているので、動画で英語の面白い番組を見て息抜きがてらに英語を自分のものにしようと思いました。
海外のアニメや色々な動画を見ていくうちに『エレンの部屋』という番組を知りました。
『エレンの部屋』は動画を見るだけで英語の勉強になりますし、翻訳動画もあり、英語が完璧に分からなくても楽しめました。
今ではYouTubeで英語の番組を見るのが日課になりました。「TVを見る」という当たり前の生活を英語のものにしたことでストレスなく英語の環境を作ることができました。
英語に触れること楽しむことで英語を上達させていこうと思っています。
まとめ
- 英語を上達させるために外国人の友人を作るのは相手にも失礼
- 日常生活の中に英語に触れる機会を作ってみる
- 「楽しむ」ことが英語上達への近道
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