T.Rさん（女性）から
英語にまつわる話を伺いました！
中学校・高校・大学と10年間英語を学ぶ！
私は中学1年生から英語を学んできました。
得意かと言われると得意ではないですが、テストの順位では真ん中あたりの成績でした。
勉強法といえばテスト前には英語の単語帳を作り、繰り返し覚えたり、英語の文法をノートにまとめたりしていました。
中学生の時、英語の先生が
「英語は日本語より簡単です。日本語は平仮名、カタカナ、漢字の3種類の文字がありますが、英語はアルファベットの1種類しかありません」
と言っていました。
先生の言う通りならば、
- もし外国人の方が道に迷っていても教えてあげられる
- 外国に行っても多少の英語は分かるから大丈夫だろう
と思っていました。
しかし私が住んでいる地域は田舎のため外国人がほとんどおらず、外国人と交流することはありませんでした。
そんな私が初めて外国人と交流したのは、大学時代に友人と海外旅行に行ったときになります。
英語を勉強してきたはずなのに・・・
グアムに行きましたが、ほとんど日本語の案内があり不自由なく旅行をしていました。
しかし、友人とガイドブックにはあまり載っていないレストランに行きました。
そこは日本語表記のメニュー表はなく、店員の方も日本語はできませんでした。
注文したくても、書かれているメニューも少ししか読めませんし、英語で質問しても、英語で答えてくれますが、聞き取ることができませんでした。
友人と、適当に1番上に書かれているメニューを指さして「This one please.」と言うのが精いっぱいでした。
今、体験談を書くにあたって当時を思い出しながら
「中学校から英語を勉強してきたのに、私はなぜ会話ができなかったのだろう」と考えました。
考えながら、「日本人は英語が苦手」という言葉を思い出しました。
私だけでなく日本人全体が苦手と言うのはどういうことなのか。
気になって調べるてみることにしました。
日本人が英語を苦手な理由とは？
日本の英語スキルは世界でどのくらいの順位か
国際教育事業のリーディングカンパニーであるイー・エフ・エデュケーション・ファーストが2019年の発表した「EF EPI 英語能力指数」では、日本は、世界100カ国中53位でした。
これは、英語能力レベルが「非常に高い」から「非常に低い」の5段階のうち、下から2番目にあたる「低い」になるそうです。
日本の近隣諸国では、33位が香港、37位・韓国、38位・台湾、40位中国と、日本の順位を上回っています。
なぜ日本の英語能力は、これほど低いのか
1つ目に挙げられる理由は、英語を実際に使って、コミュニケーションを図る機会が少ないことです。
私が学校でしていた英語の勉強と言えば、英単語・文法を覚えて、和訳・英訳したりなどが挙げられます。
高校・大学の受験に向けて過去の問題集をひたすら解いたり、ずっと一人で机に向かって勉強をしてきました。
今思えば、誰かと英語でコミュニケーションを取ったりすることはほとんどなかったように思います。そのため、リスニングやヒアリングは非常に苦手でした。
センター試験での英語のリスニング問題は、英語を話すスピードが速く、何をしゃべっているのかほとんど聞き取れなかったことを覚えています。
2つ目の理由は、他外国と比べて英語教育を始める時期が遅く、英語学習時間も少ないことです。
他アジア諸国と比較すると、中国と台湾は2001年、韓国は1997年から英語教育を小学校3年生から始めています。
一方日本は、2011年にようやく小学校5年生から始まりました。
さらに、小学校の英語教育時間についても、韓国・台湾は1週間に2～3コマ、中国では1週間に4コマ以上あるのに対し、日本は1週間に1コマのみとなっており2倍以上の差をつけられています。
これからの日本の英語教育
文部科学省によると、英語教育の改善・充実方策で、英語を「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を活用して、実際のコミュニケーションを行う言語活動を重視するとのことです。
グローバル化社会において英語は最も重要なツールですので、社会で活用できるような英語スキルを身に付けられるようになっていってほしいです。
今回私も英語教育について調べたことによって、これからでも英語を学びたいと思いました。
子供の英語体験学習でのできごと
身近に英語を話す外国の方がいればよいですが、なかなかいない人も多いと思います。
以前こんなこともありました。
自分の子どもと一緒に英語の体験学習に行った時のことです。
そのときは、英語の歌を歌ったり、動物などの絵カードを出して、英語で答えさせたりしていました。
今思い出すと、先生は問題を出すときは、日本語で話していましたが。
3歳児なのでこれでも良いのかもしれませんが、今後英会話スクールに入るときは、英語で英語を教えるところに行かせようと思いました。
その時に、自分自身も一緒に学んでいき、家で子どもと英語で話し子どもが英語に触れる機会を増やしたいと考えています。
そしていつか海外旅行に行き、現地の方と英語でコミュニケーションを図れるようになりたいです。
重要なことは、英語をただ覚えるのではなく、覚えた英語を実際に使って、どんどんコミュニケーションを図っていくことです。
まとめ
- 中学校から１０年も英語を勉強してきたのに話せるようにならなかった。
- 日本人は英語が苦手
- これから英語を学ぶなら、英語で英語を教えるところに行くべき
- 英語を学び、目標は英語でコミュニケーションをとる！
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
コメントを残す