兵庫県在住、男性のRさんの英語に関する体験談です!
「英語学習」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
TOEICや英検といった資格の勉強をイメージされる方もいれば、英会話を思い浮かべる方も少なくないと思います。
学校での英語の授業をイメージして、単語を覚えたり文法を勉強すると答える方もおられるかもしれませんね。
ですが、私は「慣用表現」と「発音」を勉強することをお勧めします!
実際に英語圏の外国人とおしゃべりするために必要だと思った、慣用表現、発音の2つのスキルを私の実体験をもとに紹介したいと思います。
慣用表現
洋楽を聞き始めた中学生時代
私が中学生の頃、英語は得意な方でずっと4をとっていました。
英語担当の先生は厳しくて宿題の多い先生で有名でした。
(他の教科の先生が「英語の○○先生宿題多いもんな」と言ってその教科の宿題を減らしてくれるほど笑)
そんな多量の宿題を毎日こなしていたおかげか、特につまずくこともなく、自分でも順調に英語を学べていると思っていました。
当時の私は英語が理解できるようになったというのもあり、洋楽をよく聞くようになりました。
海外になんて行ったことのない私は、邦楽にはない曲調や歌詞の言い回しに「これが異国情緒か!!!」と大興奮したのを覚えています。
そうなると当然コメント欄を見るのですが、そこには英文だということもわかり、一つ一つの英単語の意味もある程度わかるのに英文の意味が理解できない、そんなコメントがありました。
文法的には中学校レベルの英語力で十分だって聞いたことがあったので「おかしいなぁ」と思いつつ、その英文の不自然だと思った部分を切り取って検索してみると、慣用表現の一種だということがわかりました。
そのときは、ふーんって感じで、中学校で習わないならあまり必要ないのか、中学生から覚えなければならないほど量はないのかなと思っていました。
慣用表現の重要性に気付いた高校生時代
そして、高校に上がり、より実践的な授業(コミュニケーション英語)を受けた時、英作文や英会話における慣用表現の大切さ、なによりその慣用表現の数の多さに愕然としました。
必要なかったわけでもそれほど量がないわけでもなく、より発展的なものだったのだと気付かされました。
洋楽を魅力的に感じたのも慣用表現(機能表現も含む)のおかげだったのです。
高校で慣用表現を学んでわかったことは
・ものすごいたくさんの数がある
・文字通りに受け取ってしまうと理解できない
・使えるようになると表現の幅が広がり、英作文が楽しくなる
本当にたくさんの数があるので丸暗記しようとすると大変です。
コツとしては、日本語の慣用句と同じくシチュエーションや例文ごとに覚えると良いと思います。
あとはどんどん使っていくことをオススメします。
英作文するときはもちろん、新しく慣用表現を見つけた時にその表現を使って違う文を作ってみたりすると身に付きやすくなると思います。
発音
次に私が英語をしゃべったとき苦労した発音についてご紹介したいと思います。
うまく発音できなくてモヤモヤした時の話
高校の授業で地元の観光スポットに行って外国人の観光客にインタビューをするというものがありました(英語の授業ではない)。
事前に英語でアンケート用紙を作って、直接書き込んでもらうのではなく自分たちで英語で質問して自分たちで書き込むという手法を取りました。
班員は4人いましたが、4人で同じ観光客を質問しても意味がないし、たくさん資料が欲しかったので一人ずつばらけて行動することにしました。
そして外国人観光客を見つけて話しかけに行ったのですが、いざ質問するとなると心細いわ緊張するわで舌っ足らずになり、元々悪い発音がさらに聞き取りにくくなってしまいました。
一旦落ち着こうと深呼吸しているとそれを見かねて外国人観光客の方がアンケート用紙を見せてと言ったので、見せて補足しながら質問するとすごくニコニコしながら、ここにはこう答えたよ、そこにはこう答えたよとすごく丁寧に教えてくれました。
せっかくの旅行中に自分の質問に時間を割いてくれた(I’m not readyと言われた旅行客も居た)ことに泣きそうになりながら握手してお礼を言って別れました。
他の班員は最初からアンケート用紙を見せながら質問したといっていましたが、英語の授業ではなく資料作成の方が大切だったとはいえ、高校生ともなればアンケートに関係のないことの二三話して外国人観光客と笑いあいたかったなあと後悔しました。
そのあと、見回りをしていた担当の先生(たまたま英語教諭)が自分がさっき質問していた外国人観光客ととても楽しそうに話していて
担当の先生「ありがとうございました。あの子たちはうちの生徒で、、、、、」
外国人観光客「ええ、そうなんだ。」
担当の先生「他にはどこの都市に行ったんですか?」
みたいに楽しそうに話しているのを見ていると自分の質問を聞いてくれていた時の聞き取れなくて申し訳なさそうにしていた顔が思い出され、もう少し上手く話せたらな、もう少し上手く発音できたらなと自己嫌悪に陥りました。
経験を踏まえて
自分が学校で習うような文法、単語、リスニングのほかに英語コミュニケーションスキルで必要なものをご紹介しました。
特に発音に関しては、リスニング対策で英語をたくさん聞いても、授業で教科書を読み上げていても、発音記号を見ながら口の形を意識しながら練習するレベルではないとなかなか身につかないと思いました。
日本に居ても英語は必要、ビジネスでは必須スキルと言われる近年。
受験英語よりも実践的な英語力をつけるために勉強を始めないといけないのではないでしょうか。
ただ、発音の練習って自分1人では中々難しいですよね!
そんな方には「イングリッシュセントラル」がオススメです!発音をコンピューターが分析してくれるので、発音矯正に活用できますよ。こちらをご参考ください。
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