栃木県在住、あゆさん(30代、女性)から英語に関する体験談をいただきました!
英語との出会い
私の英語との出会いは、小学5年のころの英語塾です。
その当時は、英語の授業は中学生からだったので、周りの友人たちよりも少し早めのスタートでした。
まぁ、はじめた動機は不純なもので
「皆んな塾に行っているから私も行きたい!」
この時は塾通いというものができれば満足だったので、何を学びたいとかいう考えは一切ありませんでした。
母親は、これからの将来に少しでも役に立てば良いと思ったのか
「英語塾なら行ってもいいよ。」
こうして念願の塾通いを叶えることができたのです。
しかし、その程度の意気込みで行った英語塾は私に“英語は難しい”という苦手意識を植え付けるだけで、小学校卒業後は続けることもなく、超超初歩の英検5級(中学初級程度)で終わりを迎えました。
英語力0の私がまさかの海外転勤
そんなこんなで、英語とは無縁の生活を送り高校卒業した私は、工業高校だったということもあり大手メーカーの地方工場で働くことになりました。
私の働いていた工場では、多くの外国人も派遣社員として一緒に働いていました。
英語の話せない私はコミュニケーションに少し苦労はしましたが、さすが彼らも日本での生活が長いだけあって簡単な日本語は通じます。
その時の私は、特に英語の必要性を感じることはありませんでした。
入社して何年か経ったころ、そんな私にも転機が訪れたのです。
なんと規模縮小のため勤務していた地方の工場は閉鎖になるとのこと。
「この後どうしていけばいいんだっ!?」
と言葉を失っていた私にさらに追い討ちをかけるように
「3ヶ月後から現地指導者としてシンガポールへ行ってください。」
、、、いやいやいやいや、私パスポートありません!飛行機乗ったことありません!シンガポールってどこですか?そんなことより、英語が話せません!!と当時はそんなレベルでした。
正直悩みました。かなり悩みました。
なんせ生まれてこのかた地元を出た時がない私がいきなり“シンガポール”ですから。
でも、せっかく長年勤めた会社をここで辞めるわけにはいかないし、何より今の自分を変えることができる大きなチャンスではないのか?と思い私はシンガポール行きを決意しました。
忙しさとお金を言い訳に、、、
シンガポール行きが決まった私は、さっそく近所の書店で『初めての英会話』的な本を購入しました。
もちろん初心者が本のみで理解できるのか?とういう不安があります。
駅前留学なども考えたのですが、マンツーマンのコースだと3ヶ月で数十万超えてしまうので、今回は断念することにしました。
初めにお伝えしましたが、私の英語力は英検5級で止まっています。
さらに、中学高校も中の下ほどの成績で苦手意識も強いときました。案の定、本を買ったのは良いが何をすれば良いのか分からず、一通り読んで勉強した気になり終わりました。
でも、ここで少し言い訳させてもらいます。
転勤前ってかーーーーなり忙しいです。諸々の手続き・準備・送別会などなどを、普段の生活・仕事にプラスしてやっていかなければなりません。
ただでさえ不規則な仕事だったので、そこに英語の勉強をさらに追加する余裕は当時の私にはありませんでした。
まぁ、日常会話の英文は話せるだろうし、なんとかなるだろと思っていました。
勝手に1人ヒアリングテストで気付かされた現実
あっという間に月日は過ぎ、いざシンガポールへ!
今回の転勤は日本から10名程の人材が指導者として行くことになっていたので
現地では日本人と一緒に生活することができます。
そのため日常生活ではそこまで英語を使う機会がなかったので、調子が良い私は「あの本で学んだ事でいける!」とさえ思っていました。
しかし、仕事での英語は私が考えていた以上に厳しいものでした。
指導者として行っているはずなのに簡単な英語しかわからないため、仕事の指示ができないのです。
周りでは常に、仕事についてネイティブの英語が飛び交っていてプチパニックに、知っているはずの単語ですら聞き取れない状態でした。
聞き取ろうと必死になっていたので、仕事から帰宅した時の疲労感は日本にいた時の何十倍にもなり、1日中1人でヒアリングのテストをしているような気分でした。
私はここでやっと“ヒアリング”の重要性に気づくことができたのです。
実践して成長できる喜び
いくら本に書いてある文字を見ても、読めるようになっても、文法を覚えても、それは通用しないし現地の方と会話をする上では役に立たないものでした。
この悔しい経験がきっかけで、今まで英語は苦手なものとして触れて来なかった私が、このままではやばい、英語を話せるようになりたい!と思うようになりました。
その後は、オンラインでの英会話教室で学び少しずつですが話せるようにもなりました。
きっと、私と同じように英語に苦手意識を持っている人は大勢いると思います。
苦手意識「100」知識「0」の状態で英語圏に飛び込んでいった私は、とても悔しく恥ずかしい思いをしました。
しかし、目的を持って英会話を学ぶようになってからは多くの成長を感じることができます。
人生何があるか分かりません、何歳になっても、きっかけさえあれば英語を始めるのに遅いなんてことはありません。
まとめ
- 英語が読める、文法を学ぶだけでは通用しない。ヒアリングが重要!
- 悔しさがきっかけにとなり、目的をもって英会話を学ぶことで成長!
大人になってから、成長を実感することは少なくなってきますが、英会話は成長を感じることのできるとても面白いツールだと思います。
大人になった今だからこそ初めてみるのも良いものだと思いました。
仕事で使える英語を学びたいという方は、こちらの記事もご参考になると思います。
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